看護師・保健師の健康管理専従業務で人気の職場は?

看護師・保健師の健康管理専従業務といえば「大学保健室」、「企業内医務室」、「保育園ナース」をあげることができます。

 

大学保健室や企業内医務室の健康管理業務では、身体の健康だけでなく、精神面でのケアが重要になっていきています。前者の場合、学生が話しかけやすい雰囲気をもった気さくな人や、親身になって相談にのることができる面倒見のよい人が向いているかもしれません。後者の場合は、職場を取り巻く厳しい環境から、大きなストレスを抱えている人もいます。人と接することが苦にならないといった人や、ストレスを少しでも和らげることができる、明るい人や包容力のある人が向いているのではないでしょうか。

 

一方、保育園ナースは、子どもの健康状態の把握が重要な業務となります。子どもの健康状態を知るためには、一緒に遊んだり、園の行事に参加したりして、子どもと過ごすことも必要です。子どもが好きだということが、重要な要素となります。また、子ども特有の感染症対策も重要な業務で、子どもの病気に詳しい看護師や保健師も向いているといえるでしょう。

 

そのほかに、企業医務室では、従業員の健康を守るために、時には、その会社が置かれている環境を理解しながら、職場環境の改善などの提案を行うときもあります。自分から考えて仕事を行うことが好きな人や、責任感が強い人にも向いているといえるでしょう。また、保育園では、子どもの健康管理に保育士や保護者との連携を求めているところも多くなっています。こうしたコミュニケーションが苦にならないといったことが重要です。

 

待遇面でいえば、大学保健室や保育園ナースでは、常勤のほかに、派遣やパートでの勤務もあります。前者の年収は380万円から500万円ぐらい、後者では、320万円から420万円ぐらい、時給では前者が1500円から1700円前後、後者では1200円から1500円ぐらいとなっています。一方、企業医務室の看護師や保健師では、正社員での雇用も多く、年収400万円から500万円ぐらいとなっています。大手からの求人が多く、安定した雇用や収入が見込めますが、その分産業保健分野や労働安全衛生についての知識や経験が必要となる場合が多くなっています。

 

このような大学保健室、企業内医務室、保育園それぞれの健康管理業務の特徴を理解して、自分に合った職場を見つけていくようにすればよいのではないでしょうか。