転職事例「クリニックから大学キャンパス内の保健室へ転職した看護師Sさんのケース」

Sさんは、首都圏の内科クリニックで4年目となる、フルタイムで勤務する32歳の看護師です。評判のよいクリニックであるため、院内はいつも診察を待つ患者さんで混み合っており、帰りは20時を過ぎることがほとんどです。Sさんには5歳になる子どもがいます。ご主人も帰宅は遅く、周りに頼れる人もいないことから、保育園のお迎えも困難なときがありました。これから小学校になる子どもの学童保育のことも考えると、もう少し早い時間に帰宅することができる仕事を…と考え、転職を決意されたようです。

転職活動の流れを教えて下さい

独自に求人を探していたのですが、思うように見つからず、試しに、看護職専門の転職サイトに登録してみることにしました。希望条件を入力し、登録してみると、非公開のものも含めていくつかの求人が紹介されました。そのなかで目にとまったのが、17時で勤務が終了する大学保健室勤務です。しかし、大学の保健室は、今までの看護師としての自分になじみがない分野です。不安もあり、キャリアコンサルタントに相談してみることにしました。

 

まず、この案件は、残業も少なく、子どもとの時間も持ちやすい求人であることを教えてもらい安心しました。大学保健室では、救急搬送などの判断を、看護師自身が行わなければならないときも多くあります。クリニックに勤める前、総合病院での勤務経験があり、豊富な臨床経験がアピールポイントになるとのことでした。また、業務のなかにある学生や職員へのメンタルヘルスケアについては、クリニック勤務での問診などの際に、患者さんの悩みをきくことも多かったことを挙げてみてはどうかというアドバイスももらいました。

 

このほかにも求人応募の際には、キャリアコンサルタントのさまざまな助言もあり、大学の保健室にフルタイム勤務での転職に成功しました。

実際に働き始めた感想をお願いします

待遇面での月収23万円、年収380万円は、クリニックでの残業代を差し引いた分を確保することができました。

 

勤務を始めてわかったことは、心に不安や心配を抱え、疲れてしまっている学生が以外に多いことです。今では、学生たちがちょっとした相談でも気軽に立ち寄ることができるような、看護師としての自分自身や保健室の雰囲気作りに努めたいと考えています。